志摩豊和苑では毎年夏に『手打ちそば』をご提供しています。
手打ちということで、製麺機などの機械は一切使わず全て手作り!
ご利用者さんからも非常に人気の高いイベントで、みなさんとても楽しみにされていました♪
今回作るのは『二八そば』
二八そばとは、小麦粉とそば粉の割り合いが2:8で出来たそばのことで、適度なコシがあって歯触りやのどごしがいいのが特徴です。一般的によく食べられているそばも二八そばです。
そば粉に水を入れ、練っていきます!
そば粉に入れる水の量は部屋の温度や季節、天候によって変わるほどデリケート。
状態を見ながら水の量を調節し、滑らかできれいにまとまるまで練って、そば玉を作ります。
このそば玉は練れば練るほど、コシが強くなるんだそう♪
しっかりと練ったら、次はめん棒で丸く伸ばしていきます!
丸く伸ばしたら、生地をめん棒に巻きつけ、打ち台の上を転がしながら伸ばしていきます。
これは『四つ出し』といい、生地を丸から四角に形を変える作業。
丸を楕円形に伸ばすことで、角を作っていきます。
この作業を繰り返すこと4回。
丸かった生地が、正方形になりました!
生地を折り畳んだら、いよいよそばを切っていきます!
トントントントン…
そばは包丁の重みを利用して、前に押し出すように切ります。
リズミカルに切っていきますが、これが難しい…!
普段使っている包丁と比べて重く扱いづらいのはもちろん、そばを均一に切るためのこま板を動かしすぎて太くなってしまったり、全てを均一な太さに切るのが至難の業なのです。
ですが日頃より志摩豊和苑のおいしい食事を作ってくださる日清医療食品様は何度も作られているということもあり、全部均一な太さで、きれいに切られていました!さすがです!
たっぷりとお湯の入った大きな鍋で茹でていきます。
大きな鍋で茹でることにより、お湯の温度が下がりにくく、温度が均等に伝わるため、よりおいしく仕上がるそうです!
沸騰したお湯の中でそばが泳ぐように浮き沈みをしていたら茹で上がりです!
厨房にはそばのいい香りが立ち込めました♪
盛り付けたら手打ちそばの完成です!
この日の昼食メニューは
◇手打ちそば
◇天ぷら
◇菜の花のもみ海苔あえ
どの料理もおいしそう♪
事前にアンケートを取り、冷たいそばか温かいそばか、お好きな方を選んでいただきました♪
連日暑い日が続いているので、冷たいざるそばを選ばれる方が多かったです!
手打ちそばはコシも香りも最高!
みなさん打ち上がったそばを手に、とても喜ばれていました♪
手打ちそばの昼食メニューは「おいしかったわー!」「天ぷらサクサクや〜」「全部おいしい!」と、大好評!
みなさんにそばの香りや食感を楽しんでいただけました♪
これからも、みなさんに『食』の楽しみをお届けできるようなイベントを開催していきます!
志摩豊和苑 通所リハビリテーション
住所:三重県志摩市阿児町国府1061-152