豊和病院で、2人1組の志摩高校の学生が2日間ずつ、トータル4名が合計4日間、職場体験を行いました!
今回のブログでは、1日目の様子を書きたいと思います!
まずは院内の案内です!
豊和病院はもともと産婦人科だったため、その名残で赤ちゃんを取り上げた時に沐浴するための洗面台などが現在もあります。
また、豊和病院は『女性が働きやすい医療機関』として三重県から認証されており、働く側の職場環境やサポートも充実しています。
早速、実際のお仕事を体験です!
学生さんたちには、オムツ交換・体位交換のときに、体の向きを変えるお手伝いをしていただきました!
お手伝いの後は、『水銀血圧計』で、血圧測定の体験です!
普段はなかなか見ることのない水銀血圧計。測り方も独特で、まず腕に聴診器をあて、ポンプで空気を送り、上腕の動脈を圧迫します。
圧迫した後、減圧し動脈が少し開いて血液が流れる時、心拍音のような音が聴診器から聴こえます。
この時にメモリに表示されているのが「最高血圧」です。そしてこのまま減圧をし続けると、音が聞こえなくなります。この時表示されているのが「最低血圧」だそうです。
水銀血圧計とは
血圧測定は約100年前にロシアで始まったとされています。
その時に用いられたのが、どのくらい(何mm)、水銀(Hg)を押し上げる圧力があるのか、というものです。
血圧の単位の「mmHg」はここからきているようです。
ちなみに、もし比重の大きな水銀ではなく、水を使用したとすると、圧力計は4m以上もの高さになってしまうそうです!
水銀血圧計での測定は難しく、一般の人はもちろん、医師や看護師でも、熟練の度合いによって誤差が出やすいという弱点があります。
あっという間に時間は経ち、お昼です!
患者さんが普段食べている、ミキサー食とみじん切りした食事を試食!
「ミキサー食は、食べるのが楽!でも、見た目でいうと、みじん切りした方が、色合いもあって綺麗」
「味は、普段自分たちが食べているのより薄いかな」との感想でした♪
お昼からは豊和病院の隣の建物、在宅総合センターで職場体験です!
この日デイサービスセンター豊和では、わなげ大会が開催されていました。
その点数を書くのをお手伝いです♪
ふれあいの森では、施設の案内と、ご利用者さんのお話を聴きました!
働く側だけでなく、ご利用されている方の話を聞く機会はなかなかないので、
いい経験になったのではないでしょうか♪
将来は看護師になりたいと言っていた二人。
自分の夢を実現させるため、今日の職場体験を通して学んだことを忘れず、これからも頑張ってください!
今日1日、お疲れさまでした!