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志摩市磯部町の築地集落センターで「膝の講義と運動教室」を行いました!

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志摩市が行っている、地域リハビリテーション活動支援事業の一環として、
志摩豊和苑リハビリテーション部の理学療法士2名が「膝の講義と運動」を行いました!

今回の会場は、三重県志摩市磯部町の築地集落センターです。

12名の参加者と、軽度認知症予防の研究をされている、
医療法人デンタルクリニックたかはしの高橋先生にも参加していただきました。

今回の内容

■ 膝についての復習
■ 変形性膝関節症チェック
■ 運動紹介・実施:タオルを使った運動の紹介

始めに参加者は、膝の曲げ伸ばしを行ったり、痛み、腫れがないかを確認し、
変形性膝関節症のチェックを行いました。

変形性膝関節症(へんけいせいしつ(ひざ)かんせつしょう)とは

膝関節の軟骨がすり減り、
関節炎が変形を生じて、
痛みなどが起こる病気

変形性膝関節症になりやすい人の特徴とは

肥満・O脚・運動不足

自分の膝の状態を確認した後は、肥満になると、膝への負担がかかるため、
適正体重を保つことの大切さを、講義で説明。

適正体重とは

身長(m)×身長(m) ×22=適正体重(kg)
    例) 
150cmの方 1.5×1.5×22=49.5kg
 ※あくまでも目安として考えて下さい。

参加者は、自分の膝の状態、適正体重を把握し、
次に、日常生活の中で行える
ストレッチ、筋力トレーニングの実践です!

ストレッチに入る前に、呼吸の練習から始めます。
自分のお腹に手を当てて確認しながら、腹式呼吸をしっかりと行い、呼吸を整えます!


タオルを使用し、上半身のストレッチ!

次に、太ももの裏のストレッチ!
皆さん、普段伸ばさない膝裏が痛そうでしたが、一生懸命取り組んでいました。

最後は、太ももの内側のストレッチです!
太ももを外に押すイメージで、行いました。

全身しっかりとストレッチを行い、体がほぐれたところで、筋力トレーニングの実践です!

筋力トレーニングの必要性

介護が必要にならないために、筋力をつけ、骨折・転倒・関節疾患を防ぐ

まずは、お尻の筋肉を鍛える運動!
呼吸を止めず、ややきついと感じる程度で行います。

次に、太ももと腹筋を鍛える運動!
足を上げるのがキツい方は、講師に補助してもらいながら、
無理のない範囲で行いました。

最後は、バスタオルを使用し、太ももの前面を鍛える運動!
バスタオルを潰すような感覚で、力を入れます。

参加者は、日常生活では行わない動作が多いので、
少し大変なところもあったと思いますが、出来る範囲で、熱心に取り組んでいました!

講義終了後も、参加者は、積極的に分からないことや、
ご自身の症状について質問し、講師の2人も、丁寧に質問に答えました。

講師2人の明るく元気で、分かりやすい説明に
参加者からは、時折笑顔も見られ、
和やかな雰囲気で、素晴らしい講義となりました!

これからも「地域リハビリテーション活動支援事業」を通じて
地域の方々が楽しく元気に生活していただけるように、
今後も継続していきたいと思います。